不妊治療 助成金

不妊治療のほとんどは保険適応外とされ、全額自己負担となるため医療費が高額なことで知られています。１回の治療で必ず妊娠できるとは限らないため、人によって回数も多く治療期間も長期化するケースが見られます。また、上記のような理由から治療が長期間になればなるほど経済的、精神的、身体的にもダメージや負担が大きく途中で治療を断念してしまう人も多いようです。

ここ数年、日本国内では晩婚化が進み女性が３０代後半に結婚することも珍しくなくなりました。その反面、年齢が高いと妊娠する確率も下がってしまうため、不妊に悩み治療を受ける女性が増加しています。国や地方自治体では、このような現象を受け止めるとともに、少子高齢化の問題に歯止めをかけるためにも、高額な不妊治療費への助成制度を策定するようになっています。内容については、住所を置く市町村によって異なるようです。詳しい制度内容や申請内容についてはインターネットのホームページで確認してみると良いでしょう。

多くの不妊治療の助成制度は、治療費の一部を助成する内容になっています。申請するためには所得制限や、他の地域で助成制度を使用していないことなど細かい条件が設定されています。また、医療機関が指定されていたり、申請用の書類を複数提出する必要があったりします。申請用紙は県や市町村のホームページでダウンロードすることも可能です。事前にしっかりを内容を確認しておきたいですね。