体外受精 スケジュール

体外受精のスケジュール

体外受精をするためには事前の準備が必要になります。また一人ひとりの状態に合わせてスケジュールを考えるので方法は個々によって異なるのが特徴です。医師が判断する材料として、下垂体ホルモン、卵巣ホルモン、女性の年齢、精子状態、過去の不妊治療の不成功例などがあり、それらを元に治療法を考えていきます。

 

体外受精の準備は月経初日からスタートします。卵子を採取するために様々な薬を投与していくのですが、できるだけ自然な状態で排卵を待つ方法の場、は薬の投薬は1回で、あとは採血と超音波検査のみを行います。逆に排卵を促すための工程が必要な場合、ひと月に15回以上の投薬や注射が必要になります。頻繁に注射や投薬が必要になりますが、必ず病院に行かなければならないというわけではありません。注射については自分で打てるように看護師が教えてくれる病院もあるようです。病院になかなか行くことができない場合は、自分で注射を打てるようにしたほうが便利でしょう。どの体外受精方法についても卵子状態を確認するために月内に3回は病院へ通う必要があります。

 

自然に排卵を待つ方法以外は、月経1日目から採卵をする月経13日目くらいまでは、ほぼ毎日注射や投薬が必要です。大変かもしれませんが、ここを頑張って乗り切らなければ卵子の確保はできません。採卵が終了したあとは1日おきに投薬か注射を行います。妊娠したか判明するのは月経から30日目くらいだといわれています。

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